少額投資非課税制度(NISA)の一つ、「つみたてNISA」の口座数が2018年12月末時点で100万口座を突破した。
[コメント]
つみたてNISA制度は、投資(特に長期投資)に国民が関心を持つきっかけになっていると思われる。
口座数は、長期投資を始めている人数を理解して頂く為の一つの数字として有用。
ただし、少額投資非課税制度(NISA)には、つみたてNISAと一般NISAがある。この2つの制度の違いについて、相談者が十分に理解しているかどうかの確認は必要。ドルコスト平均法を用いた投資でも、一般NISAの枠を活用した投資も可能であり、適切な使い分けをお勧めすべき。
なお、2018年12月末時点で一般NISAは1,142万9,743口座。つみたてNISAは103万7,169口座。ただし、速報値。
つみたてNISAは2018年1月にスタート。1年間で100万口座に到達したことになる。
[データ元]
金融庁
[データ日付]
2018年12月時点
2019年2月発表
[関連URL]
金融庁 つみたてNISA口座数と普及に向けた取組みについて
https://www.fsa.go.jp/news/30/20190213/20190213.html
同 NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査(平成30年12月末時点(速報版))
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20190213/01.pdf